流れは、いつか海へと [book] [~'23海外編]
ウォルター・モズリイ/早川書房/お薦め度 ★★★★
MWA賞受賞作
女癖の悪いNY市警の刑事、ジョー、10数年前にハニー・トラップにかかり、刑務所行き、友人の支援でなんとか罪を免れ、今はしがない探偵。
そんな彼に仕事の依頼、警官殺しで死刑を宣告されたジャーナリスト・活動家の無実証明してほしい、が舞い込むと同時に、ハニー・トラップを仕掛けた女から手紙、事の経緯を記した、が届く。
ふたつの事案、にジョーが指名した相棒は元犯罪者で時計職人のメルカルト、ふたりで暗部へわけいる。
ジョーが出くわす多くのいかがわしい男女、悪党にめまいがする・・・短い文章をつなぎ合わせたテンポの良さがめまいを補ってくれる。
ミステリーじゃなくスパイ小説のような結末に驚かされる。趣を異にする秀逸な探偵小説。
MWA賞受賞作
女癖の悪いNY市警の刑事、ジョー、10数年前にハニー・トラップにかかり、刑務所行き、友人の支援でなんとか罪を免れ、今はしがない探偵。
そんな彼に仕事の依頼、警官殺しで死刑を宣告されたジャーナリスト・活動家の無実証明してほしい、が舞い込むと同時に、ハニー・トラップを仕掛けた女から手紙、事の経緯を記した、が届く。
ふたつの事案、にジョーが指名した相棒は元犯罪者で時計職人のメルカルト、ふたりで暗部へわけいる。
ジョーが出くわす多くのいかがわしい男女、悪党にめまいがする・・・短い文章をつなぎ合わせたテンポの良さがめまいを補ってくれる。
ミステリーじゃなくスパイ小説のような結末に驚かされる。趣を異にする秀逸な探偵小説。
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