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嘘つきのララバイ [book] [メグ・ガーディナー]

sample1.jpgメグ・ガーディナー/集英社/お薦め度 ★★★★☆

ジョー・ベケット・シリーズ第三弾

カントリーロックの歌姫・テイジャは一発の銃声とともに姿をあらわす。彼女の頭部には銃弾が・・・なんともド派手なイントロ。しかも死亡したテイジャは大統領元夫人。

コンサート会場に居合わせた精神科医・ジョーはテイジャの死が自殺か他殺か鑑定を依頼される。

調査が進むにつれ、テイジャに1000通以上もメールを送りつけたストーカー、それを操る謎の集団、テイジャの双極性障害などが次々と明らかになっていく。

テイジャの恋人・サールが刺殺されるところからジェットコースターは真っ逆さまに急降下!

テイジャの葬儀に大統領が参列することから大活劇が始まり、謎の集団の首謀者が明らかになる件はド派手で映像的、しかもサービス精神満載。メグ・ガーディナーの真骨頂!兎に角愉しめる一冊!


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メモリー・コレクター [book] [メグ・ガーディナー]

sample4.jpgメグ・ガーディナー/集英社/お薦め度 ★★★★

心理検死官ジョー・ベケット2

飛行機のなかで暴れ、取り押さえられた男。その精神鑑定を依頼されるジョー、Jo。病院での検査の結果、5分前の記憶を無くす前向性健忘症ではないかと判断される。男の腕には「土曜日に殺す」と。

病院から逃走する男。飛行機に乗っていた乗客、男と接触した、が次々と記憶障害を起こし死んでいく。「アウトブレイク」を彷彿させる展開!?

ここからジョーの活劇が始まる。

ハリウッド的な起伏に富んだ展開とスピード感、500頁を超える本書だが一気読みのジェットコースター・ノベル。

本当、サービス精神豊かなメグ・ガーディナー!


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死の同窓会 [book] [メグ・ガーディナー]

sample1.jpgメグ・ガーディナー/集英社/お薦め度 ★★★★

シリーズ第四弾

MWA賞受賞の「エヴァン・ディレイニー」シリーズ

同窓会に出席するためチャイナ・レイクに戻ったディレイニーは驚くべき事実を知る。

「岩石線画の野外学習に、わたしたちを含め26人の仲間が参加し、現在そのうちの8人が死んでいる。わたしたちのクラスは死にかけている。あなたの病気はもとをたどれば、あの爆発に端を発しているのではないかしら。だからいま、みんなが殺されている」(文中173頁)

あの爆発とは20年前、免疫系を強化して耐性を高め、睡眠の量を減らす。けがをしても活動を続けられるように苦痛閾をあげる。究極の兵士をつくる研修所で起きた事件だった。

当然、ディレイニーも殺人鬼「コヨーテ」のリストにのっている。恋人・ジェシー、父親・フィル、母親・アンジーをも巻き込んだ一大活劇が始まる。

600頁の超大作だが一気読み間違いなしの一冊!


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心理検死官ジョー・ベケット [book] [メグ・ガーディナー]

sample1.jpgメグ・ガーディナー/集英社/お薦め度 ★★★★

新シリーズ第一弾

警察と監察医はどうのように死んだかを特定する。精神科医のジョー・ベケットはなぜかを判断する

非惨な交通事故の現場、運転手はやり手の連邦検事補、助手席には連邦検事局のインターンが。検事補の脚にかかれた「dirty」の文字。

相次ぐセレブの死亡事件と関係があると思われるため、ベケットが事件現場に呼び出されたのだった。事故、自殺、殺人・・・

テンポのいい展開、体当たりの追跡、アクション・・・一気読み要素満載の一冊。

検屍官のスカーペッタ、人骨鑑定のデギオン教授とも違う役回りのベケット、ニューヒロインの誕生!次作も用意されているので愉しみにしたいシリーズ。

追伸:表題の「心理検死官」はちょっと苦しい役名ですね、何かいい役名をつけてほしいものです。


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裏切りの峡谷 [book] [メグ・ガーディナー]

sample1.jpgメグ・ガーディナー/集英社/お薦め度 ★★★☆

エヴァン・ディレイニー・シリーズ第二弾

「チャイナ・レイク」でMWA賞最優秀ペーパーバック賞を受賞

第一弾は早川書房から、第二弾は集英社から刊行。訳者が違うというのは読者にとっていい場合とそうでない場合があります。今回は後者。

弁護士資格を持つSF作家・エヴァン、車椅子の弁護士、エヴァンの婚約者・ジェシー、この設定で”一本”なのに、主人公同様七転八倒の翻訳!?結末では盛り返し、事なきを得ますが・・・

シリーズ第三弾と新シリーズも集英社から用意されているようです。新シリーズは期待したいものです。


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チャイナ・レイク [book] [メグ・ガーディナー]

sample2.jpgメグ・ガーディナー/早川書房/お薦め度 ★★★★

2009年MWA賞最優秀ペーパーバック賞受賞作

発行(11月15日)が二週間早ければ、今年度ベスト10入り間違いなしの一冊だったのに・・・

葬儀の最中、オカルト教団の抗議デモに出会うエヴァン、デモの中に兄の元妻を見つける。

エヴァンが預かっている兄の息子を取り戻そうとする教団と元妻。そんな折、教団の中心人物の遺体が兄の家で発見される。兄は逮捕され、エヴァンは兄の息子を守りながら孤軍奮闘。次第に明らかになる教団の真実・・・

エヴァンの職業は弁護士兼SF作家、思考回路は弁護士らしくなく、すぐにエキサイトするたち。ついついひとりで行動、墓穴を掘る場面も・・・事件解決に体当たりのエヴァン、久々の活劇!?

次作も発表されているようなので期待したい。


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