クリスマスに少女は還る [book] [キャロル・オコンネル]
キャロル・オコンネル/東京創元社/お薦め度★★★★★
ブレイクのきっかけは本書!?
「魔術師の夜」、「氷の天使」に続いて手にする一冊。クリスマスも近づくある日、ふたりの少女が行方不明となる。ひとりは副知事の娘、もうひとりはその親友。
捜査にあたる警察官は、十五年前のこの季節、一卵性双生児の妹を誘拐され、殺されたという暗い過去を持つ、ルージュ。
「わたしはあなたを覚えているわ」と、ルージュの前にあらわれる女、頬にぎざぎざの傷痕をもと法心理学者・アリ博士。
副知事の権限で投入されるFBI捜査官、霊能者、神父、私立探偵・・・多彩な登場人物を登場させ、ふたりの少女の行方を追う。
本書がブレイクのきっかけとなり、マロリー・シリーズが注目をあびることになるとは・・・
果たして少女の無事なのか?犯人は誰か?しっかり読ませるミステリーの傑作!
こちらにもトラックバックさせていただきました。
遅ればせながら私もこの作品を読みましたが、久しぶりの衝撃作品でした。
他にもたくさんトラバ、コメントしたいbookmanさんの記事があるのですが、これから少しづつさせて下さい。
by nanika (2006-07-23 16:20)