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奇妙な絵 [book] ['24国内編]

sample1.jpgジェイソン・レクーラック/早川書房/お薦め度 ★★★☆

ホラーミステリー

ドラッグの依存症から抜け出したマロリーは相談役の紹介で、マックスウェル夫妻の面接を受ける。5歳の息子テディのベビーシッターとして・・・

無事採用され、客用コテージに住み仕事が始まる。ある日、テディがスケッチブックに書いた奇妙な絵、女の死体を引きずっている男、を見てしまう。

それに続きテディの部屋から聞こえる奇妙な話し声、隣人ミッフィに対するマクスウェル夫妻の反応、マロリーが住むコテージを以前アトリエとして使っていた画家の話・・・

テディの絵はますます不気味さを増し、5歳児のものとは思えないリアリティを帯びてきた・・・

前半はテキストとイラストでホラーたっぷりな展開だが、後半は謎解きへ。

後半はわたし的には少々気に入らない展開になってしまっただけに残念だ。


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唐木田探偵社の物理的対応 [book] ['24国内編]

sample1.jpg似鳥鶏/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★

怪奇小説!?

似鳥鶏(にたどりけい)

物理的対応とは物理攻撃、銃や刀などの武器で怪異を抹殺すること。怪異の駆除の専門業者、唐木田探偵社。

茶褐色の「偽の月」が見える、大学生の私は怪異に襲われ、唐木田探偵社の面々に助けられると同時にリクルートされてしまう。「偽の月」が見えちまったやつはこれから先、化け物に遭遇する。

大急ぎで戦闘技術と武器を手に入れる訓練が始まる。

物語は都市伝説の怪異との試行、戦闘、活劇、と変態?従業員のemployer's file、「見える者」になった経緯、が交互に語られ、日本全体の危機の淵源、新種の発生源、に唐木田探偵社全員で勝ち込みにいく大活劇のラストへ続く。

TERUの表紙イラストがすべてを物語る・・・


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