名もなき毒 [book] [宮部みゆき]
宮部みゆき/幻冬舎/お薦め度★★★★
「誰か」に続くシリーズ第二弾。「名もなき毒」とは、なんとも本書を象徴する題名かな!?
事件の発端は連続無差別毒殺事件。社内報編集者・杉村二郎はトラブル常習者、女性アシスタント、の身上調査のため、私立探偵のもとを訪ねる。そこで偶然にも四人目の犠牲者の孫、女子高生、と出会うことになる。
女性アシスタントの「毒」、殺人事件関係者たちの「毒」、自分のまわりの「毒」・・・どこにでも潜む「毒」、毒に塗れながら生きる、それが人生の証とでもミヤベは言いたいか・・・!?
無差別毒殺事件は三件まで解決をみる。物語は女性アシスタント事件と女子高生の祖父に絞られていく。
サラリーマン杉村がなんで事件に巻き込まれ、それを解決しなければならないのか?少し疑問も感じさせるプロットだが、次作ではサラリーマンを辞め、事件解決を生業にするのだろうか!?
はじめまして この本『誰か』の続編だったんですね知りませんでした。。
先程図書館で予約依頼しらた315番目・・・。いつ読めるかわかりませんがすごく楽しみになりました♪
素敵なブログですね。ミステリー大好きなので本探しの参考にさせて頂きます
by kei (2006-09-06 18:03)