真夜中の密室 [book] [ジェフリー・ディーヴァー]
ジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋/お薦め度 ★★★★
久々のリンカーン・ライム・シリーズ
検察側の専門家証人として証言するライム、弁護側弁護士とのかみ合わない?やりとり・・・そんな場面から物語は始まる。
ニューヨーク、真夜中の密室、短時間で鍵のかかった部屋に侵入、飲食をしたり、物の位置をかえたり・・・失敬するのは下着、包丁・・・お土産は新聞紙に書いたメッセージ、因果応報ー解錠師ロックスミス・・・
そんな事件が立て続けに二件、ニューヨーク市民を不安に陥れる。市警からの依頼でライムが捜査に乗り出す。
冒頭の裁判の結果、被告は無罪、検察の面目丸つぶれ、市長の逆鱗にふれ、市警との契約を解除されるライム。
契約解除をされたものの、ロックスミスを密かに追うライムとアメリア、ウォッチメーカーを彷彿させるためか?
出足は期待を持たせるが、殺人事件を犯すわけでもないロックスミス、ニューヨーク市警に頑張ってもらえばいいのに・・・ここからネタばれ、冒頭の部分をもひっくり返す多重ドンデン返し、もう慣れっこ、これ位では満足しません!?
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