奇妙な絵 [book] ['24国内編]
ジェイソン・レクーラック/早川書房/お薦め度 ★★★☆
ホラーミステリー
ドラッグの依存症から抜け出したマロリーは相談役の紹介で、マックスウェル夫妻の面接を受ける。5歳の息子テディのベビーシッターとして・・・
無事採用され、客用コテージに住み仕事が始まる。ある日、テディがスケッチブックに書いた奇妙な絵、女の死体を引きずっている男、を見てしまう。
それに続きテディの部屋から聞こえる奇妙な話し声、隣人ミッフィに対するマクスウェル夫妻の反応、マロリーが住むコテージを以前アトリエとして使っていた画家の話・・・
テディの絵はますます不気味さを増し、5歳児のものとは思えないリアリティを帯びてきた・・・
前半はテキストとイラストでホラーたっぷりな展開だが、後半は謎解きへ。
後半はわたし的には少々気に入らない展開になってしまっただけに残念だ。