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月夜の羊 [book] [吉永南央]

sample1.jpg吉永南央/文藝春秋/お薦め度 ★★★★

紅雲町珈琲屋こよみシリーズ第九弾

いつもの朝の散歩の途中、<たすけて>と書かれたフキダシメモを見つけ、がま口にしまい店、小蔵屋、に戻るお草さん。その日夕方、女子生徒が行方不明になる・・・

その後、家出と判明、女子生徒は無事に家に帰った。フキダシメモはいったい誰が書いたのか!?

一人世帯がわかる古い町内会の地図をたよりに散歩の脚を伸ばすお草さん、ある一軒家の前に鍵のついたままの小型車が・・・玄関にも鍵がついたまま・・・高齢の女性が倒れているのを発見、通報する。

お節介やきのお草さんが見ず知らずの高齢女性に関わることで物語は大きく膨らむ。

幕間のほっこりミステリーに癒されます。



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