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ネヴァー・ゲーム [book] [ジェフリー・ディーヴァー]

sample1.jpgジェフリー・ディーヴァー/文藝春秋/お薦め度 ★★★★

新シリーズ

新シリーズの主人公、コルター・ショウ。大学教授の父からサバイバル術をたたきこまれた「懸賞金ハンター」。その思考回路はかならず優先順位をつけ、最も確率の高いものから調べる。それで結果が出なければ次に移る。

懸賞金を掛けたのはシリコンヴァレーに住む男、失踪した娘を探すことになったショウ。娘はカフェを出た後、忽然と姿を消した。調査で知り得た情報を警察に伝えるも動こうとしない警察、単独で廃工場へ乗り込む。

娘を救出したのに続き、誘拐事件が起きる。懸賞金は掛かっていないが、乗りかかった船・・・今度の被害者はLGBT人権活動家、ゲームソフト開発に関するブログを書こうとしていた。

シリコンヴァレーのゲームソフト開発を調べていくうちに、2つの事件は「ウィスパリング・マン」というゲームを模倣し、監禁する犯人の姿が見えてくる。

出口が見えかけた頃、第三の誘拐が・・・今回の被害者は妊婦、監禁された場所を突き止め、命を救うため知力をつくすショウ!

サブストリーの謎として15年前の父の不可解な死も追うショウ。こちらは次作へ続く・・・

キャンピングカーにバイクを積んで移動するショウ、リー・チャイルドの「ジャック・リーチャー」を彷彿させる。リーチャーはねぐらを持たず、来たバスに乗る、ショウはリーチャーほど腕っ節は強くなさそうだが、その分リーチャーより理論的!?

もう一作手にしないとわからないが、現時点でわたし的にはリーチャーに軍配を上げる。

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