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ビブリア古書堂の事件手帖6 [book] [三上延]

sample1.jpg三上延/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★

シリーズ第六弾

今回はまるごと一冊、「太宰治」。

太宰治の「晩年」を奪うため栞さんに重傷を負わせた男から奇妙な依頼が・・・違う「晩年」、太宰のかき込みのある、を捜して欲しい、と。

「晩年」の持ち主に警告、良からぬものが捜している、を発するため、依頼を引き受ける栞と大輔。

手掛かりは研究者と愛読者3人が集った「ロマネスクの会」、依頼者の祖父も参加者のひとり。そこで研究者の蔵書、「駈込み訴へ」、が盗まれていた。

ここから栞の祖父、愛読者3人がよく出入りしていた食堂のおばちゃん、大輔の祖母、研究者と親しかった古書店主らの不思議な繋がりが明らかになる。

祖父母たちの繋がり、孫たちの繋がり、過去と現在がシンクロする奇妙なめぐり合わせは何故!?

そろそろ完結編が近いようです。


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