伊坂幸太郎/新潮社/お薦め度 ★★★★☆
連作短編集!?
久しく手にしていなかった伊坂幸太郎、最後に読んだのは2008年刊の「モダンタイムス」。次の直木賞は伊坂幸太郎だと真剣に思っていた時期もあった。「モダンタイムス」の印象が悪かったのか?ご無沙汰してしまった。
本書はまさに、「軽妙洒脱な伊坂幸太郎」、ここにあり!
「首折り男」の物語なのだが、協奏曲として奏でられ、最終章、「合コンの話」、で余韻を残す構成は秀逸。
連作短編集じゃないが、結果として連作短編集にまとめてあげた力量は、ひょっとすると「直木賞」を獲るかも!?
2014-03-07 08:57
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