三上延/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★
シリーズ第五弾、「栞子さんと繋がりの時」
前作では十数年ぶりに現れた母、智恵子と謎解きの一戦を交え、ふたりの距離感が縮まった?本書では大輔との距離感をどう縮めていくのか・・・
三編収録、そのなかでも第一話の「彷書月刊」がいい。ホームレスのせどり屋、志田の過去があかされる物語。
三編の間に、断章と称して栞子と大輔との距離感が語られる。縦糸、横糸をしっかり心得ているのがいい。
最後の最後に、次作への伏線、不吉ななげ文、が・・・そろそろ物語も7回の裏あたり。本年度中に第六弾が出そうですね!?
2014-02-03 08:33
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