青雷の光る秋 [book] [アン・クリーヴス]
アン・クリーヴス/東京創元社/お薦め度 ★★★★
シェトランド・シリーズ最終章
嵐のなか、両親に紹介するべく婚約者・フランを連れフェア島に渡るペレス警部。ふたりの婚約パーティがフィールドセンター、鳥の飛来地として有名な地区、で行われた直後、フィールドセンターの所長の妻でもある監視員のアンジェラが殺される。
嵐は更に強くなり、本島との交通は遮断されてしまったため、ひとりで捜査にあたるはめになるペレス警部。検視官もいない、鑑識もいない、八方塞がりのなかフィールドセンターの職員、宿泊者から事情聴取を開始する。
そんななか第二の殺人事件が起こる。
フランとのふたりの時間もままならないまま、孤軍奮闘するペレスだが、科学的根拠のない捜査は所詮無力。そのことが結末の悲劇を生もうとは誰も予測出来ない!?
最終章としては悲しすぎる・・・
タグ:アン・クリーヴス
コメント 0