三津田信三/角川書店/お薦め度 ★★★★
死相学探偵・弦矢俊一郎シリーズ第三弾
角川ホラーの書き下ろしなのに、どういうわけか本格推理小説
「六蠱の躰」とは、外見だけの好みを追求して、理想の女性の身体を造り出す呪法。
これほど存在感のない探偵もめずらしい。祖父母に育てられ、とりわけ祖母の拝み屋の現場に立ち会うことで視野を広げ、人生経験を積んできた。他人に表れる死相を視ることが出来る特殊能力を活かして探偵稼業営むことに。
次々と起こる猟奇的な殺人事件、被害者はすべて女性、警察からの依頼を受ける俊一郎、祖母の絶大なる支援を受けて解明に乗り出す。
見た目のひ弱さと事件解決能力のギャップが実におもしろい。
2010-04-15 08:32
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