トマス・H・クック/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆
<記憶シリーズ>最新刊
クック十八番の現在と過去が行き来する「遠近法」と「マイナーな調べ」、クック・ワールド全開の一冊
教え子のひとり、エディ、が女子高校生殺害で逮捕され、拘留中に殺された父を持つことを知る、わたし。
「悪人」について書くことを授業の課題とするわたし。エディが選んだのは自分の父。わたしはエディに協力しながら事件の調査をはじめる。それが悲劇の結末を迎えることも知らずに・・・
淡々とした語り口が悲しさを増幅させるクック・ワールド。
2010-04-17 08:48
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