松井今朝子/幻冬舎/お薦め度 ★★★★★
本年度上期 No.1の一冊!
まずプロットに脱帽!17人の証言をつなぎ合わせながら、吉原一を誇った花魁・葛城の失踪を追う。
音楽に例えるなら、正しくラヴェルの「ボレロ」。リフレインされながらスパイラルアップ。吉原の表と裏、徐々に明らかになる葛城の人物像、スパイラルアップされた最終章に待つ悲しい真実とはいかに!?
間違いなく本年度上期 No.1の本書、ぜひ一読あれ。
2007-06-25 16:18
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