重要証人 [book] [お気に入り作家(海外)]
スティーヴ・マルティニ/集英社/お薦め度 ★★★★☆
あっと驚く結末!
ポール・マドリアニ・シリーズは、「情況証拠」(角川文庫)が第一作。本書はシリーズ第二作目。その後、「依頼なき弁護」(集英社文庫)、「裁かれる判事」(集英社文庫)、「弁護人」(講談社文庫」と続く。
今回は旧友の頼みをうけ、やもえず検事として事件解決に力を尽くすことになる。検察局内にはマドリアニの検事職を快く思わないメンバーがおり、内外の敵を相手に戦う。
カップルばかりをねらった三件の連続殺人事件の容疑者が逮捕された。事件解明が進むにつれ、マドリアニは、犯人は別にいるのかもしれないと思うようになる。しかし、公判は始まってしまう。
被告側弁護人はマドリアニの宿敵、チェンバース。内なる敵からの情報漏洩、妨害・・・
二転三転する結末とは?1994年の刊行だが、古さを感じさせないリーガルサスペンスのベストセラー!?
2002/12
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