シャドウ・キラー [book] [ヴァル・マクダーミド]
ヴァル・マクダーミド/集英社/お薦め度 ★★★★☆
主人公のフィオナは犯罪心理学者。ミステリー作家・キットとの共同生活は順調そのもの。キットの友人・スティーブはロンドン警視庁の警視。
事件の発端はキットのもとに届く一通の脅迫状と、彼の同業者、ミステリー作家が殺されたことから始まる。次々に実行される殺人事件。同一犯による連続殺人だということが明らかになってきたとき、次なるターゲットはキットだということがわかる。
そんなとき、犯人と名のる男があらわれ、断定しようとした矢先、キットがいなくなる。フィオナは必然的にプロファイリングを引き受けるはめになる。
犯人は別にいる。フィオナは自分のプロファイリングを頼りに単身、キットの捜索に乗り出す。
プロファイリングという使い古された手法と、ミステリー界という自分の領域を題材に、マクダーミド流の料理がもてなされる。そのお味は満足いくものだと思います。
「処刑の方程式」(前々回紹介)と甲乙つけがたい本書です。
主人公のフィオナは犯罪心理学者。ミステリー作家・キットとの共同生活は順調そのもの。キットの友人・スティーブはロンドン警視庁の警視。
事件の発端はキットのもとに届く一通の脅迫状と、彼の同業者、ミステリー作家が殺されたことから始まる。次々に実行される殺人事件。同一犯による連続殺人だということが明らかになってきたとき、次なるターゲットはキットだということがわかる。
そんなとき、犯人と名のる男があらわれ、断定しようとした矢先、キットがいなくなる。フィオナは必然的にプロファイリングを引き受けるはめになる。
犯人は別にいる。フィオナは自分のプロファイリングを頼りに単身、キットの捜索に乗り出す。
プロファイリングという使い古された手法と、ミステリー界という自分の領域を題材に、マクダーミド流の料理がもてなされる。そのお味は満足いくものだと思います。
「処刑の方程式」(前々回紹介)と甲乙つけがたい本書です。
2001/11
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