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放たれた虎 [book] [ミック・ヘロン]

sample1.jpgミック・ヘロン/早川書房/お薦め度 ★★★★

シリーズ第三弾

いきなり<泥沼の家>のリーダー、ジャクソン・ラムの秘書キャサリンが拉致され、リヴァーの携帯にキャサリンの画像が送られくる。犯人の要求は時間内、80分、にあるファイル・データを盗んでこいというものだった。

保管庫に忍び込むリヴァー、あえなく逮捕され保安局員の尋問を受ける。何とか保安局の上層部の計らいで保釈されるが、キャサリンの行方は依然わからない。

一方で内なる敵、新任の内務大臣、が出現する。お互いに反目する保安局の局長とナンバー2を揺さぶり、<泥沼の家>を閉鎖を企てる。

途中から犯人一味と一緒になって?ファイル・データを手に入れようとするリリヴァーたち、それを俯瞰する保安局、それにリヴァーたちを助けようとする<泥沼の家>の面々の組んず解ぐれつの大格闘が始まる。

火事場の馬鹿力で<泥沼の家>は閉鎖は免れたのか!?

出色の出来の<窓際のスパイ>シリーズ、一気読み間違いなし!


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