失踪者 [book] [シャルロッテ・リンク]
シャルロッテ・リンク/東京創元社/お薦め度 ★★★★
ドイツの宮部みゆき、東野圭吾!?
イングランド片田舎で半身不随の兄の面倒を見ながら暮らすエレイン、幼なじみのロザンナの結婚式に招待され、ジブラルタルに向かうが、濃霧でヒースロー空港がで足止めをくらう。
お金の持ち合わせも少なく、どうしたらいいかパニくるエレイン。トイレの入り口で鉢合わせした弁護士マークの好意で自宅に泊めてもらうことに・・・
翌朝、マークに駅まで送ったもらったエレインだったが、そこから痕跡が途絶えた。
5年後、エレインを含めた失踪者を記事にする仕事を請け負う、ジブラルタルからロンドンへ、元ジャーナリストのロザンナ。ラッキーにもマークに接触、当時の状況を確認、エレイン探しにマークが協力することに・・・
物語は空白の5年間のエレイン?とロザンナの調査が交互に語られ、上巻の最後にロザンナとエレイン?が出会う。エレインのパスポートを持っていた女はまったくの別人、何故エレインのパスポートを?
エレインの失踪で人生を狂わされたマークに惹かれ始め、冤罪?を晴らすためにエレイン探しにのめり込むロザンナ・・・
その一方でロザンナと義理の息子、マークと別れた息子の関係が物語に大きな影を落す。果たしてエレインは生きているのか!?
何冊か読んでみたい作家!
2017-02-16 10:16
nice!(2)
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