飯嶋和一/小学館/お薦め度 ★★★★★
「本の雑誌」が選んだ2008年文庫ベスト1!
未読も未読、初めて手にする作家!
寛永年間、卓越した視野で長崎を守りぬいた二人の馬鹿者、後の朱印船貿易家と呼ばれた末次平左衛門(二代目末次平蔵)とその親友、内町火消組頭・平尾才介、の物語。
超大作にもかかわらず一気読み!
まずは魅力的な人物設定。先の先まで読みきった先見性とタフなネゴーシエーション力。それに骨太の正義感が加わり、正にリーダーとして生まれて来た主人公たち。ふたりは脅威にさらされた長崎を守り、人々に夢を与え続けた。
壮大な男のロマンを感じさせる傑作。「本の雑誌」ありがとう!
2009-02-04 15:21
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