メインテーマは殺人 [book] [アンソニー・ホロヴィッツ]
アンソニー・ホロヴィッツ/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆
「カササギ殺人事件」超!?
資産家の老婦人、クーパー夫人、は自分の葬儀を手配するため葬儀社を訪れ、まさにその日、何者かによって絞殺された・・・
作家であるわたしは、元刑事のホーソーンからこの事件を自分を主人公にして書いてみないかと誘われる。報酬は折半で、と。
クーパー夫人は9年前、人身事故を起こしていた。幼い双子の兄弟を轢き、一人を即死させ、もう一人は重度の後遺症を負わせたのだ。自身は軽い罪に問われただけだった。
クーパー夫人の葬儀が執り行われた午後、俳優の息子が刺殺された。傷の状態からして怨恨が疑われた。
親子が殺されるに至り、事件の混迷度は増すばかり。探偵役のソーホーン、ワトソン役のわたし、ソーホーンの当てこすりに嫌気をさしながら、犯人を見つけ、この小説をなんとか書きあげたいと思う自分が・・・
伏線をすべて回収する手法がじつに真摯的、本年もアンソニー・ホロヴィッツ、昨年は「カササギ殺人事件」、は健在なり!!!
「カササギ殺人事件」超!?
資産家の老婦人、クーパー夫人、は自分の葬儀を手配するため葬儀社を訪れ、まさにその日、何者かによって絞殺された・・・
作家であるわたしは、元刑事のホーソーンからこの事件を自分を主人公にして書いてみないかと誘われる。報酬は折半で、と。
クーパー夫人は9年前、人身事故を起こしていた。幼い双子の兄弟を轢き、一人を即死させ、もう一人は重度の後遺症を負わせたのだ。自身は軽い罪に問われただけだった。
クーパー夫人の葬儀が執り行われた午後、俳優の息子が刺殺された。傷の状態からして怨恨が疑われた。
親子が殺されるに至り、事件の混迷度は増すばかり。探偵役のソーホーン、ワトソン役のわたし、ソーホーンの当てこすりに嫌気をさしながら、犯人を見つけ、この小説をなんとか書きあげたいと思う自分が・・・
伏線をすべて回収する手法がじつに真摯的、本年もアンソニー・ホロヴィッツ、昨年は「カササギ殺人事件」、は健在なり!!!