ハヤブサ消防団 [book] [池井戸潤]
池井戸潤/集英社/お薦め度 ★★★☆
らしくない?作品
ミステリ作家三馬太郎、取材の帰りに亡き父から相続して久しい山村、ハヤブサ地区、の家に立ち寄り、その景観に魅了され移住を決意する。
早速、自治会の寄合に参加、顔見世を終え呑みに誘われる。村で唯一の居酒屋△、ここでも村の常連を紹介され、消防団に勧誘される。迷って末入団を決意する太郎・・・
入団早々、初陣を飾る?火事が起きる。しかも放火の疑いのある・・・前にも二件の火事が起きており、原因は不明のままだった。
前半の中心は連続放火?事件。あやしい人物としてソーラーパネルを設置するため山の買取営業をしているセールスマンが浮上する。
連続放火事件に続き、村の問題児の死体を発見する。
町長の家が放火されるに至り、殺人と合わせ、ミステリ作家太郎の疑惑を真実に変え、点を線にする作業が本格化する。
目新しい題材ではないが、新興宗教の話が後半の中心。これ以上はネタバレになるので・・・
のんびりミステリとでも言うのか?池井戸潤らしくない一冊!?
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