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奪還 [book] [リー・チャイルド]

sample1.jpgリー・チャイルド/講談社/お薦め度 ★★★★

シリーズ第十弾

カフェでエスプレッソを飲んでいるリーチャーが見たのは身代金の受け渡し現場、次の日も同じカフェにいたリーチャーのもとにひとりの男が・・・昨日、目撃したことを問われる。

民間軍事会社の経営者の妻子が拉致されたことによる身代金受け渡しだった。前妻も拉致され殺されたことから、警察への通報を嫌う経営者、リーチャーは請われて妻子の救出に協力することに。

たび重なる身代金の要求、リーチャーの推理はことごとくはずされ、犯人に出し抜かれるはめに・・・

今回のバディは元FBIの私立探偵、妻子が拉致されたときの運転手、英国訛り、を追い、イギリスまで飛ぶ。経営者の裏の顔が明らかになるにつれ、どちらにどうかかわるか、リーチャーの下した結論は大失策を招く。災害級の過ち、宇宙の歴史でまさに最大の過ちだった。

名誉挽回で見せる武闘派リーチャーにスッキリ!



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