骨 [book] [お気に入り作家(海外)]
ジャン・バーク/講談社/お薦め度 ★★★★★
犬好き、ミステリー好きのみなさんへ!
連続殺人犯・パリッシュと遺体発掘隊に同行することになったイクスプレス紙記者・アイリーン。彼女が発掘隊に加わった理由は、行方不明の母親を探している少女・ジリアンからの依頼だった。
シェラ・ネバダ山中で、ジリアンの母親の遺体を確認した一隊を待っていたのは、パリッシュが仕掛けた恐るべき罠だった。
罠から逃れることが出来たのは、アイリーン、法廷人類学者・ベン、死体捜索犬・ビングル。しかもベンは爆発により瀕死の重傷を負ってしまう。アイリーンが頼れるのは捜索犬のピングルだけだった。
アイリーン、ビングルの決死の逃走劇、やっとの思いで脱出に成功する。
パリッシュから解放されたアイリーンだったが、事件のトラウマから抜け出せない日々が続く。そんなある日、ヴァンの中で異臭を感じたアイリーン。彼女が見つけたものは・・・骨だった。
猟奇的殺人を繰り返すパリッシュ、それに敢然と立ち向かうアイリーン。
読みながら次々映像が見えてくる作品、一気読み間違いなしの一冊。ぜひ映画化してほしいものです!
2002/06
タグ:MWA賞
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