時の娘 [book] [ジョセフィン・テイ]
ジョセフィン・テイ/早川書房/お薦め度 ★★★★★
1951年刊行、ジョセフィン・テイの名作!
明石散人+ジェフリー・ディーヴァー=歴史ミステリー+リンカーン・ライム
1951年刊行、ジョセフィン・テイの名作!
明石散人+ジェフリー・ディーヴァー=歴史ミステリー+リンカーン・ライム
主人公のロンドン警視庁の警部、アラン・グラントは骨折で入院中。退屈しのぎに見ていた写真の中に、個性的な一枚を発見する。この男は裁判官か?軍人か?王子か?
写真の裏面にこう印刷してある。<リチャード三世。国立肖像画美術館所蔵の作品より。画家名不詳>
リチャード三世、せむし男、童話の怪物、罪もない子供を殺害した人間。悪逆の代名詞・・・
つれづれなるままに歴史書を紐解き、またあるときは歴史研究生、ブレント・キャラダインの手助けを得、リチャード三世の素顔を推理する。
つれづれなるままに歴史書を紐解き、またあるときは歴史研究生、ブレント・キャラダインの手助けを得、リチャード三世の素顔を推理する。
歴史ミステリーの醍醐味(明石散人的な特別な解釈をしているわけではないが、謎解きのプロセスが実に楽しい)?とベッド探偵(ジェフリーディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズを彷彿させる。ライムとアメリア・サックスの・・・)?の組み合わせの妙は何ともいえない。
古さを感じさせない傑作・・・
2003/04
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