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わが母なるロージー [book] [ピエール・ルメートル]

sample1.jpgピエール・ルメートル/文藝春秋/お薦め度 ★★★★

カミーユ警部・シリーズ第3.5弾

パリで爆破事件が起きる。幸いにも死者はいなかった。事件直後、警察に出頭した青年は砲弾は7つ仕掛けました。まだ6つあります。毎日ひとつ爆発します、と・・・

要求は拘留されている母親と、警察留置になることが確実な自分の保釈。加えて、オーストラリアに行って暮らせるように新しいIDと500万ユーロ。国境を越えたら残りの砲弾の場所を教えます。

青年の真意を計りかねるカミーユ警部、青年の尋問がテロ対策本部とカミーユの所属する犯罪捜査部を行った来たり。母親は息子の恋人を殺し、息子は母親を救い出そうと爆弾テロを計画、この2点だけでも辻褄が合わない。

タイムリミット・サスペンス?カミーユ警部の下した策略とはいかなるものか?

結末ありき?そこに向かって逆算で物語が進められて来たような印象をもってしまう!?

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