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無痛の子 [book] [リサ・ガードナー]

sample1.jpgリサ・ガードナー/小学館/お薦め度 ★★★★

D・D・ウォレン・シリーズ第二弾、前作の前日譚

百数枚の皮膚片を剥がされた女性の遺体、猟奇的殺人事件の現場で何者かの気配を感じ銃を構えるD・D・ウォレン、発砲と同時に階段から転落?し、大けがを負う。

休職中のD・Dは精神科医、アデラインのもとに通う。アデラインは先天性の無痛症を抱えるペインコントローラー。

第二の事件が起き、その類似性が40年前の事件を呼び起こす。アデラインの父親が引き起こした連続殺人事件・・・しかもアデラインの姉、シェイナも悪名高い殺人鬼として州刑務所に服役している。

前作「棺の女」同様、アデラインとシェイナの物語がメインストリーム!?D・Dらの捜査はサブストリーム・・・結果としてD・Dの捜査が後手を踏む。本シリーズの特徴なのかもしれない!?

サイコサスペンスたっぷりの展開と姉妹の異常な?絆が複雑に絡み合う本書、なかなか手強いリサ・ガードナー!


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