スケアクロウ [book] [マイクル・コナリー]
マイクル・コナリー/講談社/お薦め度 ★★★★
ジャック・マカヴォイ/レイチェル・ウォリング・シリーズ第二弾
突然、LAタイムズからレイオフを言い渡される記者・ジャック、2週間でアンジェラにサツまわりを引継ぐことに。そんな折、「トランク詰め殺人」容疑者の祖母から孫は冤罪だと、電話をもらう。
特ダネの臭いをかぎつけたジャックは引継ぎと並行して取材にあたる。
案山子・スケアクロウのバリアにアンジェラがアクセス、LAタイムズ内の情報がハッキングされる。情報操作のスケープゴートとしてアンジェラがジャックのベッドの下から死体で見つかる。
取材の途中からFBI捜査官・レイチェルが加わり、二人三脚での追跡が始まる。
ジャック側と犯人側、両サイドから物語は進むので、大どんでん返しがないのは残念だが、両者の攻防は期待してもらっていい。
途中でハリー・ボッシュとレイチェル、ジャックとレイチェルの関係はどうなっているのかいらぬお世話をしてしまう・・・高得点のエンテーテインメント!
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