笑う男 [book] [ヘニング・マンケル]
ヘニング・マンケル/東京創元社/お薦め度★★★★
世捨て人となったヴァランダー警部のもとを訪ねた友人の弁護士・トーステンソン、同じ弁護士だった父親の交通事故死に、不信な点がある、と言う。数日後、トーステンソンの死を知るヴァランダー警部、イースタ警察署に復職を決意する。
ふたりの弁護士秘書だったドゥネール夫人の庭に仕掛けられた地雷、自分の車の爆発から間一髪難を逃れるヴァンダー警部、犯人の魔の手が迫る!?
ヴァランダー警部の捜査法といえば、超近代的なものではないし、昔ながらの経験と勘でもない。ヴァランダー一流の理論?それが本シリーズの長続きの秘訣ではないだろうか。それと「スウェーデン」というレアな舞台設定も相まっていることは確かだ。
前作同様、うまい表題だ。「笑う男」とは何者か?一読あれ・・・
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