ポール・アルテ/早川書房/お薦め度★★★★★
「第四の扉」、「死が招く」に続<ツイスト博士>シリーズ第三弾。スロー・ミステリーの傑作!
ホクストン通り48番の下宿人・マージョリー、偶然にも殺人事件の現場に出くわし、男の跡を追う。男が入っていったのは何と自分の下宿ではないか・・・
続いての犠牲者は下宿人から出ることに。いわくありげな下宿人の面々、新聞記者、ピアニスト、自称作家、引退した医師、盲目の元美容師・・・
ハースト警部とツイスト博士の出番、75年前の事件をなぞるような経過、大仕掛けでない、現代的すぎない、科学的じゃないスロー・ミステリー、実に魅力的な一冊。
2005-08-25 09:12
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