殺しへのライン [book] [アンソニー・ホロヴィッツ]
アンソニー・ホロヴィッツ/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆
シリーズ第三弾
探偵ホーソンとわたし、作家ホロヴィッツは「メインテーマは殺人」の刊行を前にプロモーションとしての文芸フェスに参加するため孤島を訪れる。
フェスの参加者は不健康な料理本を出すシェフ、盲目の霊能者、歴史家、児童文学作家、フランスの朗読詩人・・・フェスを後援するのは大富豪、島に暮らすオンラインカジノのCEO。
前半はたっぷりこれらの登場人物に頁が割かれる。
事件は大富豪の邸宅で催されたパーティで起きる。主賓が椅子に右手だけ拘束されず、両足、左手は梱包用テープ拘束、刺殺された。それに続き妻も・・・
謎解きの定番、孤島もの。途中、アガサ・クリスティーを読んでいるのかと思ってしまうほど・・・安定感抜群のシリーズ第三弾、最後の最後まで謎解きを愉しみました。
コメント 0