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チェスナットマン [book] [~'23海外編]

sample1.jpgセーアン・スヴァイストロプ/ハーパーBOOKS/お薦め度 ★★★★

バリー賞新人賞受賞作

コペンハーゲンで発生する若い母親を狙った連続殺人事件、被害者は身体の一部を切断され、死体のすぐそばには栗人形<チェスナットマン>がおかれていた。

栗人形には一年前に誘拐、殺害?された、社会問題大臣の娘の指紋が付着していた。犯人は捕まり既に収監されている。

重大犯罪課刑事トゥリーンのパートナーはユーロポーロの連絡担当官ヤン、型破りな仕事ぶりが上司の不興を買い、古巣のコペンハーゲン警察へ一時預かりとなった、捜査に身が入らないヤン、互いに一匹狼なのでなかなか理解しあえない。

収監されている犯人、社会問題大臣に再度聞きとりを行い、1年前の解決したはずの事件を蒸し返すふたり。そんななか新たな殺人事件が・・・

ふたりの一匹狼的視点と推理から事件に迫って行く展開はなかなか面白い。600頁超の大作だが、場面切り替えが早く、テンポよく読ませる。第二弾もあるのかな!?


タグ:バリー賞
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