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ストーンサークルの殺人 [book] [M・W・クレイヴン]

sample1.jpgM・W・クレイヴン/早川書房/お薦め度 ★★★★☆

CWA賞ゴールド・ダガー賞受賞作

自らのミス?で停職中のワシントン・ボーをかつての部下ステファニー・フリン、現警部、が訪ねる。異なるストーンサークルで焼死体が見つかり、三番目の被害者の胸にボーの名前と数字の5が刻まれていたことから、停職を解き捜査に加われることを説得に・・・

マスコミは生贄、火あぶりを意味するイモレーションからイモレーション・マンと呼び、世間の注目を集める。犯人の行動は大胆でありながら極めて慎重だった。

フリンの部下として復職したボーが組むバディはIQ200、16歳でオックスフォード大学で最初の学位を受け、そのまま大学に残り修士号ひとつと博士号ふたつを得た才媛?ティリー・ブラッドショー。たまごも焼けない極端なほどの温室育ち・・・

そんなデコボココンビが捜査の中心となる。被害者はなぜ同じような年齢の男性なのか?なぜストーンサークルなのか?被害者の胸になぜボーの名前が刻まれていたのか?

幸いにも5人目の被害者はボーではなかった。無差別と思われた連続殺人事件につながりが見え始める・・・

ボーの直観力から膨大なデータを駆使し仮説を裏付けるブラッドショー、一種似た者同士のふたりが犯人を追いつめて行く。

犯行の裏にあるものが実に悲しく心が痛むがボーとブラッドショーの活躍が帳消しにしてくれるはず!?すでにシリーズ化されているようなので次作にも期待したい!


タグ:CWA賞
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