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贖罪の街 [book] [マイクル・コナリー]

sample1.jpgマイクル・コナリー/講談社/お薦め度 ★★★★☆

ハリー・ボッシュ&ミッキー・ハラー(リンカーン弁護士)

前作である警部のオフィス・ドアの鍵をこじあけたことでロス市警から停職処分を受けたボッシュ、退職金と定年延長選択制度資金に手をつけられるよう退職した。ロス市警が不法な手段に訴えてきたと主張して、市に対する訴訟を起こすためハラ―を雇った。

異母弟のハラーから子飼いの調査員シスコが怪我?のため使えないので手伝ってほしいと依頼される。その事件とは女性公務員が自宅で強姦の上、撲殺され、現場に残された体液のDNA鑑定の結果、ハリーの古くからの友人、元ギャング、が逮捕された。

元警察官が刑事弁護士に協力することはすべての警察官を敵に回すことを意味する。被疑者に面会、詳細が徐々に明らかになるにつれ、真の殺人犯を挙げるためボッシュはハリー陣営に加わる。

しかし、悪徳警官二人組がボッシュの前に立ちはだかり妨害をはかる。警察官のバッジなし、私立探偵の免許は失効、ボッシュにシンパシーを感じる元同僚の手助けを得、一歩一歩真実に迫るボッシュに次々と危機が迫る・・・

久しぶりに「男」ボッシュを見る。最後に敏腕弁護士ハラーが登場、警察の面子を一刀両断。ファンにとってはたまらない一冊!

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