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任務の終わり [book] [スティーヴン・キング]

sample1.jpgスティーヴン・キング/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆

三部作完結編

かつての相棒、ピート、定年まじかの刑事、からの呼び出しに現場に向かうホッジズ。6年前に起きたメルセデス事件、第一作「メルセデス・キラー」、の被害者、で大きな後遺症を負った娘と母親が無理心中?ホッジズとホリーは違和感を感じる・・・

一方、6年前のメルセデス事件の犯人、ブレイディは植物人間状態?で脳神経科クリニックに入院中だが、その周りで不可解事件が次々と発生していた・・・

病室を出ることのできないブレイディに何が出来るというのか?ホッジズとホリーの調査は遅々として進まない、そんな折り、ジェロームの妹が車に飛び込む自殺行為を・・・危機一髪のところで骨折だけですんだ事件が起こる。

ジェロームを呼び出し、ホッジズ、ホリー、ジェロームのメルセデス事件のトリオが結成される。しかし、ホッジズの身体に異変、癌、が・・・2日間で事件を解決するタイムリミット調査が始まる。事件の手掛かりはゲームマシン「ザビット」、連続する事件にすべて関係していた。

サブリミナルメッセージの入った「ザビット」が次々と自殺者を増やしていく・・・

やっとのことでブレイディの尻尾をつかんだホッジズとホリー、大雪の中、3人による壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされる。

ホラー+サスペンス+ミステリー、さすがモダン・ホラーの第一人者、充分に愉しませていただきました。


追伸:ブレイディのキーワード、神経に完全に没入・・・すっかり乗っ取ってしまう・・・脳みそをどんどん燃やしてしまう・・・飛び移る・・・


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