夏樹静子/文藝春秋/お薦め度 ★★★★
12編収録の短篇集
本当に久々に手にした作家。昭和46年~平成5年の短編作品。
短編の名手でもある夏樹静子、巻末の鼎談に「推理小説」と「ミステリー」の二文字が混在、そんな時代の作品.
「弁護士 朝吹里矢子」、「検事 霞夕子」はTVでもお馴染みのシリーズ。エラリー・クイーンと親交があり、クイーンのオマージュ作とも言える「Wの悲劇」(薬師丸ひろ子主演)も夏樹静子の作品。
昨年3月に亡くなる。
12編のなかでブラックユーモアの効いた「特急夕月」、「一億円は安すぎる」、弁護士朝吹里矢子シリーズ「二つの真実」等々盛りだくさんの短篇ばかり。どこから読んでも愉しめます。
2017-03-02 08:43
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