棺の女 [book] [リサ・ガードナー]
リサ・ガードナー/小学館/お薦め度 ★★★★
ハードサスペンス!
暴行目的で犯人のガレージに連れ込まれた女、ガレージにあった不凍液と切り花栄養剤を犯人の顔にかけ焼死させる。何ともハードボイルド?な序章・・・
過剰防衛?と思われる行動をとった女こそ、7年前に472日、拉致監禁され生還したフローラだった。
犯人の部屋からふたりの女の免許証が見つかると同時に、フローラは三ケ月前に行方不明になった女子大生の事件に焼死した犯人が関与していると指摘。
そんな矢先、フローラが再び姿を消す。ベッドルームにはクロロフォルムの臭いが・・・
7年前の拉致監禁と三度監禁されるフローラの話が交互に語られる。
物語的には壮絶な体験から生還したフローラが強い女に変身、三度犯人をやっつけるストーリーなのかと思いきや、ボストン市警の女刑事D・D・ウォレンが主人公らしい・・・わたし的には「ミレニアム」のリスベットを期待していたのだが・・・
確かにハードサスペンスだ!
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