死体は笑みを招く [book] [ネレ・ノイハウス]
ネレ・ノイハウス/東京創元社/お薦め度 ★★★★
シリーズ第四弾目?
邦訳順と出版順が異なるようです。出版順は「悪女は自殺しない」、本書、「深い疵」、「白雪姫には死んでもらう」、秀作、「深い疵」、が邦訳紹介一番とは恐れ入りました。
動物園で左腕と左足が切断された死体が発見される。捜査担当はオリヴァーとピアたち。被害者は高校教師で市議会議員のバウリー、環境保護、動物愛護等々の活動を行うと同時に、市議会議員として環境破壊に通じる新しい道路建設に反対していた。
生徒たちには慕われていたが、様々な活動からたくさんの敵が存在した。
様々な敵、市議会議員、隣人、その妻たち・・・、が読者のミスリードを誘う。
捜査は二転三転、次々と犯人候補が挙がっては消える。オリヴァーも読者同様にミスリード!?
「深い疵」が良かっただけにちょっと物足りないシリーズ第二弾!
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