水鏡推理Ⅳ [book] [松岡圭祐]
松岡圭祐/講談社/お薦め度 ★★★★
シリーズ第四弾
全国の女子少年院から無作為に選ばれた四人、デジカメを持たされ、少女だけで富士山の五合目から登頂を目指すプロジェクトが始まった。
登頂の模様はSNSで紹介され、拡散していく。二度目の登山、新潟の平ケ岳、を成し遂げると公式ツイッターのフォロワーは急増・・・いつもと異なる書き出し!?
気象庁とコンペで驚異的な的中率を獲得、シェアを拡大中の民間気象会社の予報の食い違いから少女らが遭難?する前代未聞の事件が発生、合わせて水鏡瑞希の上司、キャリア、も少女らと失踪する。
瑞希は上司からある書類、気象データ、を預かっていた。
上司の行方を追う瑞希、その行為が霞が関のブラックボックスを開けることになるとは・・・
いつもはもっと小気味いいのに、父親の言葉が自分の中にストンと落ちない瑞希・・・最後の最後にスッキリ!?
シリーズ第五弾は12月刊行予定、それにしても筆の早い松岡圭祐。
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