視える女 [book] [ベリンダ・バウアー]
ベリンダ・バウアー/小学館/お薦め度 ★★★★
CWA賞最終候補作
殺人課の警部、マーヴェルは列車に飛び込もうとした女、アンを助ける。四ヶ月前に行方不明となった四歳の息子の母親だった。
マーヴェルも一年前にひしゃげた自転車を残し消えた少女の事件を追っていた。
警察が少女の消息を霊能者に協力を仰いだが、捜査の進展を見ることはなかった。その霊能者の交霊会に藁をもつかむ思いのアンが参加する。
参加を機会にアンは不思議な声や幻想?を見るようになる・・・「視える女」になっていく!?
霊を信じていないマーヴェルだが、アンの視る光景が少女に近づきつつあることを実感することになる。
筆者のミスリードに「えっ!」となってしまう結末、異色のオカルトミステリー!?
コメント 0