水鏡推理Ⅱ [book] [松岡圭祐]
松岡圭祐/講談社/お薦め度 ★★★★
シリーズ第二弾
前作では小気味よく税金の無駄遣いを暴きたてた公務員一般職事務官、キャリアでない、水鏡瑞希、今回は幼なじみの窮地を救う。
ノーベル賞級の論文を科学誌に掲載した如月智美は瑞希の幼なじみ。小学校以来だったがお祝いに駆けつける瑞希、事件はそこで起きる。何者かによって実験ノートが盗まれる。
美貌のリケジョ、ノーベル賞的論文、研究ノート・・・何とか細胞の小保方さん同様、論文はコピペ、再現実験は不可能、ねつ造の疑いが智美らにかかる。
瑞希も小学校時代、智美のカンニングを目撃したトラウマがつきまとうなか、真実を求めて奔走する。
第一作より大人になった、役人として成長した瑞希!エンターテナーな作家、松岡圭祐、の面目躍如!
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