長岡弘樹/小学館/お薦め度 ★★★★
警察学校小説
警察学校初任科第九十八期短期課程の生徒と教官の物語
夢と希望を持って警察学校に入ってくる面々を待ち受ける過酷な訓練と授業。緊張を強いられる毎日。一人のミスはチームのミス、連帯責任、そのことで軋轢が生じ、取り返しのつかない問題を引き起こし退校・・・
教場で起こることをすべて把握している冷徹な教官、風間。彼の心情は警察官として向いていない、不要な人材をふるいにかけること。
連作短編の形をとっている本書、前半は「イヤミス」を思わせる結末に食傷気味!?後半は風間教官の冷徹な思いやり?にほっとする・・・
2月末に「教場2」刊行予定、ぜひ手にしたい。
2016-01-05 09:41
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