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猟犬 [book] [ヨルン・リーエル・ホルスト]

sample5.jpgヨルン・リーエル・ホルスト/早川書房/お薦め度 ★★★★

「ガラスの鍵」賞受賞作

新聞記者のリーネは、自社のスクープ、17年前の誘拐殺人の証拠はねつ造されたもの、が警部の父、ヴィリアムを一面で報じることを知る。父はその事件の捜査責任者だった。

リーネは父のことを思うと気が気ではなかったが、殺人事件の一報を受け、ひょっとしたら父の記事を押しのけることが出来るかもしれないと社を飛び出す。

翌朝、新聞の一面を飾ったヴィリアムは出勤、そこで副書長から停職処分を言い渡される。身の潔白を証明すべく、やむなく?捜査資料を持ち出す。

時を同じく、17歳の少女が行方不明になっていた・・・

リーネの追う殺人事件と17年前の誘拐殺人事件がいつしか交わり、父娘の共同作戦が始まる。

淡々とした筆の運びは好感が持てる。正統派の北欧警察小説


タグ:ガラスの鍵
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