連城三紀彦/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆
8編収録の短編集
「このミス」2014ベストテン国内編4位。
表題作「小さな異邦人」は十八番?の誘拐劇。連城の誘拐劇と言えば、「造花の蜜」、「人間動物園」などがあげられる。こちらは短編ならではの一編。
母と8人の子どもたち。「子ども」を誘拐したと・・・しかし、家族全員が揃っているのに誰が誘拐されたのか?
交換殺人をテーマにした「蘭が枯れるまで」、封印した父の死を呼び起こす孫「白雨」・・・収録作すべてが秀逸な一冊!
2015-01-22 08:58
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