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寒い国から帰ってきたスパイ [book] [海外ミステリー遺産]

sample1.jpgジョン・ル・カレ/早川書房/お薦め度 ★★★★★

海外ミステリー遺産

1963年刊、MWA賞、CWA賞受賞作、スパイ小説の金字塔

英国情報部員、アレックス・リーマン、ベルリンでの任務の失敗により、任を解かれ本国へ。そこで待っていたのは閑職と首。リーマンをそこまで追いやった憎っくき奴とは、東ドイツ情報部副長官、ムント。

英国情報部のチーフが描く策略に嵌るリーマン。絵に描いたような落ちぶれた元情報部員、そんな彼に東側からの甘い誘いが・・・

多額の報酬の見返りに情報提供を承諾、再びベルリンに向かうリーマン。そこで待ち受ける対敵情報課、フィードラーによる執拗な尋問、ムントと反目するフィードラー、リーマンはムントを裏切り者に仕立てていく。

これ以上はネタばれになるので書けませんが、更に二転三転の物語が待ち受けている。フレデリック・フォーサイス「ジャッカルの日」、こちらもスパイ小説の金字塔、と同様の驚愕の結末が待っている。


タグ:MWA賞
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