やがて、警官は微睡る [book] [日明恩]
日明恩/双葉社/お薦め度 ★★★★
シリーズ第三弾!?
前作「そして、警官は奔る」から9年、ご無沙汰の武本&潮崎シリーズ。
上司の紹介でお見合いをすることになる武本、話は弾まず30分で相手に打ち切られてしまう。そんなホテルの一室から異臭騒ぎが発生する。管轄外、武本は警視庁、ホテルは横浜、だが見過ごすことの出来ない武本は騒ぎに首を突っ込む。
事態の収拾確認にホテル内をチェックする武本、何かがおかしい、20階の会員制の特別室の待合室に社員が誰もいない。20階に昇る武本、いきなり銃撃戦が始まり、被弾する。
謎の武装グループはお客を人質にホテルを占拠。交戦の最中、無線機と武器を確保する武本、無線機を通じ神奈川県警と連絡をとる。その窓口はかつての年下の上司、潮崎だった。
ストーリーといい武本&潮崎のデコボココンビといい、ひじょうに劇画的でありダイ・ハード的な肩の凝らないエンターテインメント。
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