麻耶雄嵩/文藝春秋/お薦め度 ★★★☆
「このミス・・・」国内篇第4位
「本格ミステリー」とは、島田荘司氏いわく「魅力的な謎、幻想的・神秘的・天然、が後段で解決がなされる」。推理が中段、推理が一定の量あり、高度な倫理性が求められる。魚に例えると、頭は魅力的な謎、背骨、枝骨は様々な推理、尾は解決。
本書も「本格ミステリー」なのだろう。その証拠に「本格ミステリ10」の第1位にランキングされている。
隻眼の少女探偵・御陵(みささぎ)みかげのデビュー戦を描いた一冊なのだが、「掟破り」のプロットはいただけない。なんで本書が「このミス・・・」国内篇第4位なのか、不作の国内篇ミステリーの証!?
2011-04-07 08:22
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