飴村行/角川書店/お薦め度 ★★★★
日本ホラー小説大賞「粘膜人間」に続く第二弾
2010年度「このミス・・・」、国内篇ベスト10入りの一冊
第壱章「死体童子」、第弐章「蜥蜴地獄」、第参章「童帝戦慄」の三部構成。
第壱章、国民学校に通う雪麻呂、町の権力者・月ノ森家の御曹司、その同級生の真樹夫、大吉。月ノ森病院内で繰り広げられる雪麻呂の悪行。
第弐章、真樹夫の兄・美喜夫が味わう南方戦線での異常体験。
第参章、雪麻呂の前から姿を消した母の消息と謎解き。
一気読みの一冊ではあるが、第壱、弐章は少々退屈、それを我慢すれば狂気の結末を愉しんでいただけるはず・・・!?
2010-02-06 11:16
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