SSブログ

ファミリーポートレイト [book] [桜庭一樹]

sample9.jpg桜庭一樹/講談社/お薦め度 ★★★★ 

直木賞受賞後初の書き下ろし

「赤朽葉家の伝説」、「私の男」から続く生半可でない家族愛。一冊一冊はすごい小説、特に直木賞受賞作「私の男」は、だが読み手にとっては少々つらいものがある。決して楽しい小説ではないから。

母親は眞子、娘は駒子。マコとコマコ。逃亡生活、虐待、呪文・あなたとこの世の果てまで一緒、別れ・・・なんともすごい設定。

「ファミリーポートレイト」とは妙なる表題、正に物語を支配するマコの呪文を象徴している。

物語の粘っこさにめげなければ高い評価の作家!?


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0